スケーラビリティ問題とは

近頃、ビットコインの分裂といった言葉を耳にすることが多くなってきました。
今回はそもそもその原因となるスケーラビリティ問題について説明していきたいと思います!

 

スケーラビリティ問題の定義

まず、スケーラビリティ問題の根幹となるBTC取引の処理速度について理解していただきます!

そもそも、ビットコインは1MBのブロックに取引(1つあたり約250B)を保存していき、”マイナー”と呼ばれる人々がそれを承認することによって成立しています。また、この承認作業は1つのブロックにつき10分ほど時間がかかります。

 

これら情報から1日につき処理できる取引の数を計算していきます。

1MB(1,000,000B)÷250B÷10分×1日(1440分)=576,000
 

1ブロックにいくつ取引が入るかをもとめ、それにかかる時間をかけることで計算しました。

 
結果、BTCの取引は1日に約576,000取引が処理されていることがわかりました。

現在ビットコインの取引数は1日約250,000件(「FLIPPENING WATCH」のデータによる)なので現状問題はありません。

しかし、今後ビットコインの使用が増えていく中でいつかこの576,000という取引数を上回ってしまうと処理がしきれなくなってしまうという事態が起こってしまいます。

これをスケーラビリティ問題といいます。
 

スケーラビリティ問題解決策

 
上記のように1日の取引数は
 
1MB(1,000,000B)÷250B÷10分×1日(1440分)=576,000 と言った式で計算できます。

ここからスケーラビリティ問題の解決には方法が4つあることがわかります。

①ブロックの容量を増やす

 
②取引の容量を減らす

 
③承認にかかる時間を減らす

 
④取引数自体を減らす

これらは実現可能なのかを考えていきます。
 
①の場合:ブロックの容量を増やすことは出来ますが、全ての取引を保存することに必要な容量も増えてしまいます。これにより、マイニングを行うために更に金額がかかるようになりマイナーの数が減り一部のマイナーに権力を与えてしまうという問題が起こります。また、安全面でも問題が出来てしまいます。

②の場合:具体的にこの手法としてsegwitと言うものがあります。取引情報から幾つかの情報を他に保存するというものですが、上記と同じ問題が発生してしまいます。詳しくはコチラを参照してください。

③の場合:これは今後向上していくとは思いますが、一気に代わりはしないので長い目で見ていましょう

④の場合:具体案としてライトニングネットワークというものがあります。簡単に言うとあらかたの取引をチェーンの外で行うというものですが、まだ技術的に難しいとされています。詳しくはこちらをどうぞ!

 

まとめ

これでスケーラビリティ問題について理解いただけたと思います。

これをふまえて是非これからの数時間前に起こった分裂について見直してみてください!

 

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