仮想通貨イーサリアムに”クラッシュ”が起きている

記者:Oscar Williams-Grut

イーサリアムの価格の急落が二日間つづき、7月11日の午前中には仮想通貨の時価総額が15%以上下落する事態となりました。

年始からイーサリアムとビットコインは強く反騰し、特にイーサリアムは1月の時点で8ドルだったのが6月13日に最高値の400ドルの値をつけ、5000%以上もの高騰をみせました。いわゆる「イニシャル・コイン・オファリング(ICO)」の人気が高まったことで暗号通貨は飛躍的な上昇をとげていました。

価格バブルがはじける可能性については指摘されていましたが、イーサリアムは月曜日に約10%下落。英国夏時間8時47分の時点でドルに対して、15%以上もの下落幅です。

 

今週火曜の朝、取引プラットフォームeToro所属のアナリスト、マティ・グリーンスパン氏はBusiness Insiderに対し、電話上で今回の急落が「当然の結果」であると伝えました。

さらにグリーンスパン氏は「どんなものであっても、あまりにも高く、そして早く上がるものはかならず幾分かの調整を必要とする。現在、考えられるのはICOだろう。あまりにも多くの資金が流入しすぎた。」といいました。

これまで、多くのスタートアップが10億ドルもの資金をイーサリアムネットワークの中で用いられるデジダル通貨に投入してきました。これらのプロジェクトに対する疑念が今回の価格調整に寄与したのではないかとグリーンスパン氏は指摘しています。

ICOに関わっている多くの人がイーサリアムの売却を実行しているのかもしれないので、市場では売り注文であふれ、価格を大きく下げているのだろうとグリーンスパン氏は分析しています。

「とてつもなく大きい売り注文がいくつかでている。」

「売り注文を分散させる技巧がある人も中にはいるが、それができない人もいるわけだ。」

6月の後半にも巨額の売り注文によって、イーサリアムの価格が「フラッシュ・クラッシュ」するということがありました。そのときは一瞬でイーサが約300ドルから10セントほどにまで急落しています。

これをみて、グリーンスパン氏は「仮想通貨史上で最も大きい相場の反落だ。」と発言。

coinmarketcap.comによると、総デジタル資産の時価総額は6月中旬の1165億ドルから今日の780億ドル以下にまで下落しました。

他方、火曜の朝のビットコインは比較的安定していて、0.67%の下落にとどまっています。

イーサリアムは2014年にビットコインのシステムを微調整したかったプログラマーたちによって開発されスマートコントラクトの書き込みを実現するオープンなネットワークであり、暗号通貨イーサが動力となっています。

■引用元URL:http://uk.businessinsider.com/ethereum-price-falls-july-11-2017-7

 

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